セミウェットとドライの比較


今日は5/6の走行会のデータをデータロガによって解析してみた。
(当日も簡単にはみていたんですけどね)
今回の走行会は残念ながらWETだったのだが、40分位雨が止んだ時があったのだ。
実はこのセミWETの時に8秒台が出ているのだ。
(さすがにどしゃぶりじゃあ8秒はキツイですから)
数字的な物はグラフの裏側に隠れてしまっているのだが、
セミWETにも関わらず裏のストレートで159KM出ているのだ。
昨年の11月のドライの時は最高速が162KMだったのであまり大差がないのだ。
なんでだろう?と思い昨年の11月の時と5/6のデータを比較してみたのだ。
1コーナからダンロップまでの到達スピード&Gのかかり方はDRYとほぼ同等。
流石にWETだとコーナリング中のミニマムスピードは10km位落ちてしまっているのだが、
アクセルを踏み込んでいるポイントがDRYと一緒なのだ。
前回との大きな違いは07スペックエンジン、4.4ファイナル、足リセッティングである。
エンジンもパワーが10馬力ほどあがって、4.4ファイナルになった事でギアが合うようになった。
シフトダウンをしてもトルクが出るような計算だったのだが、ドンピシャに立ち上がる。
また今回ロガーに回転信号(RPM)も入力しているので
的確に数字でシフトダウン時や踏み始めに何回転回っているか確認する事が出来たのだ。
さすがにダンロップから最終コーナは速度がのるのでDRYよりはG&速度は出ていないので、
この区間で2秒ほどロスしてしまっている。
そういった意味では11月のレースの時がいかに足が決まっていなかったかが判ると思う。
(そんな状況で6秒台出してしまったんだからキチガイですよね・笑)
ドライバー曰く、ポルシェのGT2に乗っているのでゲロ遅らしいのだが、
WETでも鬼トラクションでコーナーリングマシーンのisには驚きがあったようだ。
今回のデータ収集は非常に役にたった。
5/20のレースは楽しみにしててくださいよ~!
*ちなみに数値が見えにくいように画像は小さくしちゃいました(笑)