パッド残量

早い方は昨日から夏休みでしょうか？
昨日は大渋滞でしたが、今日は下道は空いていましたね。
当店の夏季休業は8月12日～16日とさせていただきます。
明日は通常通り定休日となりますのでご了承ください。
さて、お客様から良く『パッド残量はどこを見ればわかるの？』とご質問をいただきます。
ボク達整備士目線で見てしまえばなんて事なく判る事ですが、お客様目線で見てみれば判りにくいですよね。
ちょっと写真の撮り方が悪くて見にくいかもしれませんが、上の写真はどの位パッドの摩材が残っているかわかりますか？

外してみると判りますが、残1mmってところです。
黒く塗り潰した所がローターと接触する摩材で、塗り潰していない所が裏金（鉄板）です。
ホイルを外さないで残量を見る場合は、この裏金とローターまでの距離が摩材の厚みになります。
車種によってはパッドが一定量減ると警告するパッドセンサーが付いている車も増えています。
が、内側と外側の減り方が不均一の場合もありますので、定期的に点検して残量を把握しておくのが一番ですね。

今回はダストの少ないｚ．MEVIUSのEURO ECOのパッドに交換させていただきました。
新品の厚みはこんなにあります。
パッドと同時にパッドセンサーも交換させていただきましたが、警告灯が付いてしまうとセンサーを交換しなければならないし、
摩材が残り少ないのに加熱させてしまうと、キャリパー側のシールも逝ってしまう事もあります。
早めの交換がおすすめですよ。