診断機

日曜日のBMW CUPに参加された皆様>お疲れ様でした。
悔しい思いをした方、嬉しい思いをした方、人それぞれの結果だったと思います。
どちらかと言えば悔しい思いをした方が多いらしく、週明け早々から色々ご相談を受けています(笑)
こうじゃないと面白くないですもんね。
さて、最近の自動車事情からお話するのですが、最近ではCAN通信というシステムが組まれています。
汎用の診断機でもエンジン周りのDTC(エラーコード)や水温やエンジン回転などリアルタイムに見る事が出来ます。
なので、簡単なトラブルシューティングは出来るのですが、実はメーカー専用の診断機じゃないと探れない項目もあります。
また修理後に専用コンピューターで調整が必要だったり、コーディングが必要な場合があり、
汎用診断機では出来ない高度の修理が可能になります。
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そこで当店が導入している専用診断機(テスター)をご紹介します。
これはBENZ専用のDAS、XENTRYテスターです。
このテスターはまだ導入したばかりなのでボクもお勉強中なのですが。。。
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高度なコーディングはまだ先になりますが、とりあえずショートテストなどディフェクトを見る位なら全然問題ありません。
本日診たW203はアイドリング時に失火しているようで少し振動していましたので診てみたら、
3番シリンダーのみミスファイアーがエラーとして出ていたので、イグニッションコイルの不良ではないかと判断できます。
意外にBENZのお客様が多いので必要にかられての導入です(汗)
BENZのお客様お待たせいたしました。
12ヶ月、24ヶ月点検も更なるサービスが可能となりました!
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そして実は他にもあります。
左からBMW専用SSS、真ん中BMW専用DIS、右VW、AUDI専用診断機です。
BMW専用SSSはコーディングの際のプログラムで、DISは専用診断機です。
DISはFシリーズには対応していないので、ディーラーでは新しいシステムで診断しておりますが、
Eシリーズには全て対応しており、バシバシ現役で使える診断機です。
明日?明後日?位にE90の蛇角センサーの交換修理を行ないますが、修理後はコーディングが必要になります。
今のボクには無くてはならないツールですので2台あるんです。
実は左のパソコンも真ん中のパソコンも両方、SSSとDISを入れてあるので、1つはサーキットに持っていったり出来るんです。
そして右側のパソコンはVW、AUDI専用診断機です。
実は他にベントレーやランボも出来るそうですが、やった事はありません(汗)
こちらはわずらわしい配線がなくbuletoothで通信が可能です。
こちらも勿論コーディングが可能なのですが、英語なのでちょっとまだ先になりそうです(激汗)
近々に日本語対応にするつもりではありますので、その時にでもお勉強させていただきます。
こちらも12ヶ月、24ヶ月点検の更なるサービスが可能となりました!
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そしてポルシェの診断機です。
こちらは残念!診断ヘッドをまだ用意していない為、まだ診断は出来ないんです。
(だって、ポルシェは高いんですもの。。)
とりあえず現状はパーツリストや整備書を見れる状態ですので、それだけでもかなり重宝しています。
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そして最後にコーディング用のバッテリーチャージャーです。
BMWのSSSでコーディングする際、かなり安定した電圧を要求されます。
以前のコーディング/プログラムでは全然問題なかったのですが、現行車はSSSになるのでキツイんです。
色々安いバッテリーチャージャーも買って試しましたが、ことごとく失敗に終わってます(笑)
全てのテスターを100%使いこなすにはまだ時間がかかってしまう物もありますが、
日常整備には全く問題なく使用しており、トラブルシュートが可能となっております。
今後も車種を増やすかも?しれませんが、現状でも当店ご利用していただいてるお客様の大半をカバー出来ると思います。
また、お近くの業者さんも是非当社のご利用をお待ちしております。