BMW E46/M3 CSL　修理＆カーボンクリーン

今日は先日お預かりしたBMW E46/M3 CSLを修理してお客様に納めさせて頂きました。
まずはE46/M3ではお約束と言ってもいい位壊れるイグニッションコイルです。
今回は3番シリンダーのコイルが不良となりエンジンチェックランプが点灯です。
本当は1本コイルを交換すれば良いのですが、ご覧の通り部品が変わっているので6本新品にさせていただきました。

そしてメインの修理はコレです。
CSLにしかないエアーインテークのトラブルです。
実はこの中にフラップが付いていて高負荷時やスポーツモードでは、パカっと開いてくれる機構なのですが、
壊れて開かなくてもエンジンチェックランプが点灯する事が無いので気が付かない事が多いんです。
壊れる物と認識していれば気が付くのですが、壊れないと思っていたら絶対気が付きません（笑）
イグニッションコイルを治してもフラップが開かないので、とてもCSLとは思えない加速なんです。
開かない原因はライトな症状からヘビーな症状まであって、このパンドラの箱のロジックを理解しないと謎が解けません。
今回は5分位で不良部分が特定出来たのでスーパーライト症状でした。
あやうくアッセンブリー交換される所でしたね（笑）

そして、極めはカーボンクリーン！
フィルターは2003年製で新車から初交換です（笑）
今までフラップが開いていなかったので相当パワーが出ていなかったと思うのですが、
フラップ修理とカーボンクリーンできっと20馬力以上戻ったんじゃないですか!?
CSLのワイドボディーもフラップが開かないと平気で20馬力位何処か逝っちゃってましたからね（笑）
相当復活したと思います^^

そして、コレもご購入いただきました。
最近お問い合わせが多いE36、E46用のキャンバーロッドです。
ロッドエンドピロはMNB製を使用しております。
ナックル側だけでキャンバー調整出来るので、M3でもマフラーを降ろす事無く調整可能です。
ゴツそうでしょ^^
月曜日の定休日にサポートに行ってしまったので、明日は個人的にお休みさせていただきます。
いやー、疲れたぞー。