変速時間が短くなった​ら 0.4秒速くなって、​6km/h速度がアッ​プする かもしれません。

今日はこれから外出してしまうので、ちょっと面白いお話を。
当店で活躍しているQSTARZのデーターロガーですが、エクセル(CSV)に落とす事が出来ます。
ボクのE36/M3のデーターを渡したら、こんなメールが届きました。
ちなみにメールをくれたお客様はサーキット初心者なのですが、メールの内容はアタック前にまさしくやる内容なんですよね。
こんなロガーの使い方も出来てしまうなんて・・・ボクには出来ましぇん。
(ちなみに変速スピードをもっと速くした時の話から続いていて、ストレートだけの条件とかです)
添付ファイルが試算したものです。
3カ所ピンク色に色を付けているところが
仮に変速時間が短縮された場合に試算した箇所になります。
またあくまでも仮定の話になりますが
1周だけタイムを出すのであれば
前の周のストーレートは次のタイムを出す周のために
捨てることでタイム計測開始する瞬間の速度が上がるので
計測周のタイムアップが期待出来ます。
ムネさんのLAP3のデータで考えてみると
ストレートは
27.0秒間アクセルを踏んでいて
18.2秒間はLAP2としてカウントされ
80km/h~207km/hまで加速しています。
ここでLAPが切り替わりLAP3となり
そこから8.8秒間加速して
230km/hで速度MAXになりブレーキングしています。
つまりLAP3を計測LAPと考えた場合
ストレートで加速しているうち
時間で考えると、27秒間のうちの2/3の18秒間
速度で考えると、150km/h(=230-80)加速するうちの85%の127km/h分
は前のLAPになるので、ストレートだけに限って言えば
前のLAPのスピードの方が影響が大きいことが分かります。
1周だけタイムを出すなら計測しようとする前の周は
計測開始時点の速度が少しでも高くなることが計測する周の
タイムアップに繋がるので
超ストレートの加速重視のラインで走ることで
その周(計測の前の周)のタイムが落ちることはあっても
最高速度が上がれば、計測しようとする周の
タイムアップが出来るようになるかも知れません。
ただしリズムもあると思うので、計測する前の周に
ストレートスピードだけを上げる走り方をすると
計測ラップで上手く走れなくなるかも知れませんが・・・