続・LSD

昨日OSのLSDを仕様変更しましたが、早速FSWを走って来たそうです。
走行結果は非常に良い効きと扱いやすさになったみたいです。
詳細はまたアップします^^
さて、昨日のOSの「拘り」ってなんなの?と言われたので他社製品をバラして比較してみました。
まず↑のプレッシャーリングの厚みが全然違いますでしょ。
この厚みを薄く作る事によって、ディスクの枚数を増やす事ができるんです。
このディスクの枚数を増やす事によって100%ロックを可能となるんです。
 _MG_6827.JPG
この左側写真は昨日のTCDの写真。
OSはプレッシャーリングの厚みを薄くする為か、ピニオンギアも右側の他社に比べてやや小さめです。
普通であればモロに力がかかるピニオンギヤやサイドギヤは強度が落ちてしまうと思うのですが、
OSはこのピニオンギヤとサイドギヤを鍛造で十分過ぎる強度に作っています。
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また、ケース内部も外爪のディスクに他社メーカーの物は、がじってしまうのでオーバーホール時にガシガシ削るんです。
OSのケースは鍛造で作っており、厚みがある熱処理したディスクなのでガジらないんですって!
メーカーによっては簡単に削れてしまうケースもあるんですけどね(笑)
_MG_6830.JPG
またプレッシャーリングに戻りますが,OSはプレッシャーリングをバネの力で開きにくくします。
_MG_6827.JPG
他社の物もバネを使いますがプレッシャーリングを内側から外側にバネの力で開いて押し付けます。
同じようにバネを使いますが全く異なる物なんですね。
なのでプレッシャーリングのカム角とバネの開き方をカスタムしていく事によって、何通りものセッティングが出来るんです。
大体ボクが言ってる事で合ってはいると思うのですが、考え方とかも違ってきたりもするので100%は無いと思います。
ボク達はサウペンションセッティングも含めて、OSのLSDを詰めていきたいと思ってます^^