BMW E60/M5 SMG修理

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今日は予定通りBMW E60/M5のSMG不調の修理をさせて頂きました。
一度不動になって入庫したお車なのですが、ハイドロユニットのプレッシャーはゼロでエンジン始動せずでした。
良くあるポンプの故障だろうと色々探ってみる事に。
しかし、強制的にポンプを動かしてみると、あら?モーターは回って圧力が掛ってしまいました・・・
これはリレーも怪しいと思ったのですが、手持ちが無かったのでご依頼主の業者様にてリレーを交換してもらった所、
ギアが変えられないとかエンジンが掛らないという事はなくなったのですがやはりSMGのエラーは出るそうです。
しかし、その症状が出るのは相当な速度域らしいので、ボクには再現させる事が出来ません・・・
今回エラーログを再度見直した結果やはりポンプが怪しい。
普通壊れるとパタっとモーターは動かなくなりエンジンも掛らない事が多いんですけどね。
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交換後はBMW診断機ISTAにてエア抜きを行います。
通常はエア抜きだけでいいのですが、アクチュエーターなどもちょっと見たかったので、
トランスミッションの学習や、クラッチ調整などフルに調整してみました。
何かがダメだとはじかれてしまいますが、今回はオールオッケー!
今回6万キロ走られているお車でしたが、調整後はウルトラスムーズになってしまいました。
ただ、症状が出る速度域は試せないので、色々過酷な使い方をしましたがディフェクトメモリーされない事は確認させて頂きました。
今日のPITはBMW E60が3台占領しておりました(笑)