BMW E87 130 DME実車セッティング

本日はBMW E87 130を実車でのDMEチューニングをさせて頂きました。
実はこの130の3Lはお初のお車でどこまで変わるかがやってみないと分からなかったんですよね。
お客様が他でパワーチェックしてこの現在の仕様で256馬力だったとの事です。
さてシャーシによってどれだけ違ってくるのかな?
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もうDMEチューニングの結果も分ってしまっていますが、ノーマルデーターの状況では244馬力。
測るシャーシによってこんなに変わってくるんですね(12馬力差)
で、チューニング後はなんと12馬力アップの256馬力。
なんか狙ったのかな?と思ってしまいました(笑)
驚くべき所はそこではなく、今回はトルクのほうなんです。
ノーマルは280Nm(28kg)に対して296Nm(29.6kg)で16Nm(1.6kg)もアップしてます。
なんで1.6kgもアップしたかと言うと・・・
ノーマルトルクの出方はスーパーフラット。
逆にいえばこれ以上出ない様にソフトウェア上で制御してしまっているそうです。
そこの部分を解除して出せるだけ出した状態がこのトルクの上のラインなんですね。
乗りだしてすぐに違いが分かるほどトルクフルで軽く回転が回ります。
いやー、かなり気持ちいいエンジンだったんじゃないですか!
モサモサしていた感覚でしたが別物でスパーっと回ってくれます。
これは費用対効果アリアリだったと思います^^
ちなみに初車両でもソフトウェア上で制御が掛かってる事も分って解除しちゃうエンジニアも凄いですよね。
このパターンねって分かってしまうのかもしれませんが、やはり純正ECUを弄らせたらこのレベルまで出来る人はいないんだろうな。