エンジン


先に言っておきますけど、isのエンジンはまだ作製中です。
この画像は以前の物です。
で、今日はエンジンについてです。
賛否両論あると思うので参考程度にみてください。
今まではノーマルエンジンでパワーが無くても足さえ決まれば面白いって思っていました。
いや、厳密に言えば面白いと今でも思っています。
ただ、ただですよ、ある壁を越してしまうとエンジンパワーが欲しくなるんです。
だけどエンジンの出力を上げるには莫大なコストと大きなリスクがあると思っていました。
isのエンジンを作るまでは。
はっきり言って職人のエンジン屋さんはカローラだろうがBMWだろうが関係ありません。
手間(時間)で加工工賃がかかるので、本来は外車価格なんてありえないんです。
ボクはありがたい事に本物のエンジン加工屋のカトーさんと出会う事が出来、
今までの概念を吹き飛ばしてくれました。
前回作ったエンジンも社外部品は256カムとピストンだけで、isでも190馬力をマーク。
はっきり言ってこんなに出力が上がってるのにこんな金額なの?って感じです。
ポルシェでは1馬力10万円なんて聞くけど、
ウチのエンジンは10万円で何馬力あがってるだろうって感じだ(笑)
またチューニングエンジンは壊れるって頭があるけど、
大抵の場合はドライバー自身に問題があったり、油温水温などの管理不足によるものだ。
また今作製しているエンジンは2●●馬力をターゲットにしているので、
強化する所はちょっとコストはかかっています。
だけどこれまた国産車の部品を流用しているのでそんなコストはかかりません。
毎回こんなにエンジンを作れるのはカトーさんのお陰なんです。
外車価格ならエンジンなんてこんなに作れませんね。
そしてエンジンを生かすも殺すも燃調セッティング次第。
これまたカゼクラフトの風間さんとの出会いがあって良い物になったんです。
is~M3まで今まで色々カゼさんに仕事してもらいましたが、
どの車もノーマルを大きく上回る出力になっています。
そしてボクはエンジンチューンも燃調セッティングもやりません(笑)
一応ボクは整備士なんでマニアル通りに組む事は出来ます。
だけどただ組むだけではなく出力を出させるには、
加工も勿論だけど組み方ひとつで変わってきてしまいます。
ちゃんと持ち屋持ち屋でノウハウがあるんです。
ボクがこれだけオープンにしているのにはちゃんと理由があって
お客様のお車を何処で作業するかを明確にすれば安心してもらえると思っているからです。
足屋のウチがエンジン組んでコンピューターやってますって言ったらいやでしょ(笑)
隠す必要もないし、自分がやっていない仕事を自分がやってるとも言えないでしょ。
ボクもある意味足に関しては少しは判っているつもりです。
だからこそ専門的な部分はその分野のプロがやらないと満足いく物が出来ないんです。
何もかも自分のショップで出来るっていうのはどうなのかな?って思いますね。
今のウチは外注さんの協力があって足だけじゃなくトータルショップとして成り立ってます。

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