湿気

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昨日は頭がテンパってました。
何故かと言うと、板金や修理で3ヶ月近く不動になっていた車両を久しぶりにエンジンをかけた時の事です。
オイルレベルを確認しようとしたらレベルゲージに白濁したオイルが付着していました。
まさか!と思いオイルフィラーキャップを開けてみると真っ白い物がかなり付着していました。
エンジンをチューニングしている車両で過去何度かヘッドガスケットが抜けてしまった事があるので、
内心『またか。。。』と落ち込みました。。。
ただ、最近は全く問題もなかったし、いきなりガスケットが抜けてしまうような運転もしていなかったし。
オイルレベルは正常、クーラントレベルも正常。
しかも回転数を結構上げても噴水にもならない。
本当にガスケット抜けなのか?白濁以外全然普通なんですけど。
湿気にしてもこんな酷いケースは見た事もないし。
なんか違うぞ!と思いエンジンに詳しいカゼクラフトさんに相談です。
『油温を100度まで上げてみ。それでも白かったらヤバイけど』との事。
100度まで上げてみると、白濁が消え蒸発してしまいました。
ガスケットではなく、やっぱ湿気なのね。。。。
カゼさん>昨日は色々ありがとうでした。
よくよく考えてみたら競技車なのでブローバイは大気開放、
しかもノーマルでサージタンクに溜まったオイルをオイルパンにリターンしている構造だからですからね。
異常にこの何ヶ月か雨が降って、そこから水蒸気が繰り返し混入したとしか考えられません。
競技車で大気開放でリターンしているお車はかなり気をつけたほうが良いですよ。
(一般の車両はココまで酷くはなりませんけどね)
写真は正常のお車なので関係ありませんが、距離を乗らない方もシビアコンディションなので
通常よりも早めのオイル交換サイクルになります。
オイルにとっては置きっぱなしでエンジンをかけていないほうが逆に過酷なんです。