BMW E46/M3 APキャリパーオーバーホール

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今日はBMW E46/M3のAPキャリパーオーバーホールをさせていただきました。
数か月ぶりにお車を動かそうとしたら、ブレーキタッチがグニャっとなってしまったみたいです。
症状的にはマスターシリンダーの様な感じなのですが、フルード漏れは見当たりません。
APキャリパーに交換してから一度もオーバーホールをしていないので、まずは消去法でオーバーホールです。
やっぱり外してみると、シールやダストシールは結構カチカチでした。
前後変えるともの凄いゴムの輪っかの数になります。
が、フルード漏れは確認できず。。。
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マスターもキャリパーもホースもフルード漏れ確認が出来ないので、液漏れでペダルタッチが悪くなった訳ではなさそうです。
そうなるとDSCなんかも怪しい感じがしますよね。
そこで、エア抜きはDSCユニットも完全に抜くように、圧送式のブリーダーマシンとDISを使って作業です。
以前DISを持っていない時の話なのですが、X5のキャリパー交換の際にDSCにエアが噛んでしまい、
高級なレーシングフルードを湯水の様に使ってエア抜きをしたのですが、全くエアが抜けず。。。
結局DさんでDISを使って、純正ブレーキフルードでエア抜きしてもらった苦い過去が。。。(汗)
そんな感じで今やパソコン無しではブレーキフルードさえも交換出来なくなってしまう時代なんですよね。
F01やF10など新しい車種対応のパソコンも出てきているのです検討中なのですが、
そのマシーンは日本語で動かそうとするとエラー連発だそうなので只今様子見の状態です。
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で、マシーン達を駆使して完璧にエアを抜いたら結構カチカチになりました。
DSCをオンのままでサーキットで走ったりするとエアがDSCに入って抜けない事が多々あります。
普通にエア抜きしたけど、全然タッチが良くならない場合はDISで抜くしかありません。
Dさんだと純正フルードになってしまいますが、当店ではレーシングフルードで抜けますのでご利用ください^^