euroMEVIUS アルミ削りだしキャリパーKIT


久々に製作中のisネタを書きたいと思う。
エンジンはかかり、後期用のファンを取り付けたのだが、
ファンが回りだすと電圧がドロップしてしまいエンジンが止まってしまう。
燃料ポンプの交換やプレッシャーレギュレータで燃料を濃くしてしているが、
エンジンの慣らし中はまだノーマルコンピューターなのでしょうがないのか?
ただ、毎回毎回ファンが回り出してエンジンが止まるのもシャクなので、
思い切って社外の電動ファンとサーモスイッチに変えたのだ。
社外のファンは重量も軽くなり、電圧もそんなに食わないので
ファンが作動してもエンジンが止まるどころかアイドリングも乱れなくなったのだ。
これで街乗りも可能になったので昨日から慣らしを開始したのだ。
ただ、足回りがまだノーマルのうえ軽量化をしてしまっているのでノーマルの比にならない車高がめちゃくちゃ高い。
街中でみかけても煽らないでね(笑)
さて、レーシングカーにはブレーキキャリパーが不可欠である。
そこで今回チョイスしたのはeuroMEVIUSの『アルミ削りだしキャリパーKIT』である。
このキャリパーは4つピストンがあるのだが、各ピストンごとに1枚のパッドを使用する。
要は片側のキャリパーだけでも4枚のパッドを使用するのだ。
そうする事によってパッドへの圧力が均一になるそうだ。
リアのキャリパーも2PODの削りだしをチョイスし、前後ともローター径は330mmにしたのだ。
また今回パッドの摩材は最近僕のお気に入りである『HC+』をチョイスしたのである。
ただ、ちょっと心配なのは前後のバランスで、リアが効き過ぎないかが心配だ。
最悪の場合は多少パッドを削って対応するか、プロポーションバルブを付けてリアの制動を落とす対策をする。
実際サーキットを走ってみなきゃわからないので今後の状況次第って感じだ。
それと今回キャリパーを交換するにあたってハブのハウジングとベルハウジングに加工をしている。
通常BMWのPCDは120で5穴な為、BMW用のホイルを使わなければならない。
しかし最近は色々選べるようにはなったが、まだまだ国産車の数には程遠い。
そこで通常のBMWの120の横に国産車用のPCD114.3の穴を追加したのだ。
これで気兼ねなく国産用のホイルを履く事が出来るのだ。
実際このisは街乗り用はBMW用の19Inchを履かせており、
サーキット用のホイルは17Inchの国産ホイルを履かせられるのだ。
ハブ側の穴位置とローターの穴位置の関係はジグで作ってもらったので
ハブ加工後にローターのみの交換や、キャリパー交換の際もローターだけ穴あけすれば良いのである。
人とは違うホイルを履きたい人は是非おすすめ。
この作業はプロジェクトミューさんではやっていないので問い合わせしないように(笑)