SUPER耐久in富士


先週の土曜日に『FINA SUNBEAM ADVAN M3』の応援に行ってきたのだ。
今まで予選はあまり興味が無かったのだが、今回はPITで一部始終見させていただいて考えが180度変わってしまった。
リザルトだけでは見えない、アタック前のドライバーの心理、PIT内の空気、
全てが本物のレース!って感じで興奮してしまった。
また、プロの小林選手は凄かっこ良かった!
S耐ではレギュレーションで予選で使ったタイヤを交換出来ず、
本戦でも予選と同じタイヤを使わなければならない。
その為、少ない周回数でアタックをかけ、本戦に向けて温存しなければならない。
しかしこの日は予選アタック前にフォーミュラが走っていた為、
違うラバー(タイヤ)が乗ってしまっており、タイヤがグリップしない状況だ。
他チームが走れば走るほどラバーが乗ってくるので最後にアタックをかけるとの事。
しかし予選の時間は刻々と過ぎていき、走行時間ラスト10分でもPITから出る気配はない。
いつになったらアタックをかけるのかドキドキしていると、ラスト5分でついにエンジンがかかる。
エンジン始動と同時に飛び出していきアタックの開始だ!
1周目は1分53秒4。
富士は直線が長い為、パワーがある車が有利でM3にはこれが限界だと思われた。
しかし2周目、1分52秒6を出しST3クラスで4位につけたのだ。
凄い!凄すぎる!
僕達素人は制限時間を目いっぱい使ってグルグル回ってしまうが、
プロはたった2周で決着をつけてしまう。
狙ったタイムを限られた時間内に出してしまう技術と集中力は素晴らしい。
いや~本当に面白かった~!
日曜日の本戦も残って見たかったのだが、日曜日は僕達も大事なK-TAIがある。
どうしようもないので最終戦の茂木は予選と決勝両方応援しに行く事を誓ったのだ。
翌日残念ながら決勝はトラブルにより順位を大きく落としてしまう。
序盤木村選手の猛プッシュにより2位まで上がっていただけに悔しい結果だ。
今回は長くなってしまったので、僕らのK-TAIの模様は後日UPしよう。