BMW CUP 前日


29日は茂木東コースでのスポーツ走行があった為、
シェイクダウン&リハビリを行ったのである。
レースは翌日、大きなトラブルが起きればレースには出場できない。
ギリギリまで作業していたので不安もいっぱいであった。
実際茂木のサーキットに着く前に油圧計が異常な数値になってしまい、
メーター→センサーまでの配線が断線してしまったのである。
配線を通す際面倒な所から通してしまったので簡単には修理が出来ない。
とりあえずは今まで問題なく油圧はかかっていたのでしかたなくそのままに。
まあ、新品のケーブルじゃあないのでしかたない。

今回練習用に持ってきた中古のスリック。
早速履き替えて走行したのだ。
しかしリアのタイヤはラジアル?って位グリップしてくれない。
リアに荷重を乗せた瞬間にリアが流れ出してしまうのだ。
今回isに装着したショックはアラゴスタの3WAYなのでバンプとリバウンドが別調式なのだ。
しかしリアのバンプ側を緩めてもまったくグリップする気配なし。
遂にはフルフリーまで緩めても駄目で、Vコーナー入り口でスピン。
出口でスピンはありえるけど、入り口ではなかなかスピンする奴はいない(笑)

あまりにもギリギリまで作業していたので車輌の重量を計る事が出来なかった。
恐らく思っていた以上にウエイトが軽くなってしまい今装着しているスプリングでは固過ぎる感じだ。
isのリアはレバー比があるので思い切って2KG下げてみる事に。
現場でジャッキアップしてスプリング交換をしたのだ。

それと同時にタイヤの可能性もあるのでA048の新品に履き替えたのだ。
このホイルはYOKOHAMAのADVAN RS
BMW用では17INCHのこのカラーは存在しない。
PCD114.3で国産用のホイルである。
本当はADVAN RG2が良かったのだが色々あって。。。
でも装着してみてこのホイルで良かったと思える位カッチョイイ!
見た目も一身していざ2本目を走行。
今までとは違い明らかに動いてる!
一気にリアに荷重移動させアクセルを踏んでいってもグギューって感じでグリップしていく。
「よし!これならいける!」
ある程度詰めた所で翌日のレースの為にタイヤを温存したのだ。
軽めに攻めて現時点で1分44秒3。
目標の43秒台は楽勝でクリア出来そうであった。
油温、水温も共に89度で安定。
しかし不満なのはファイナルを変えていたので各コーナ3速でしか立ち上がれない。
3速だと全然加速感がないのだが、2速だとオーバーレブしてしまったのだ。
ヤバイヤバイ。ギヤもそうだが自分の運転も気をつけなきゃ。
翌日のレースでは色々考えながら走る事にしたのだ。
レース当日に続く。