デフ修理

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今日は先日ローダーで運ばれてきたBMW E46/M3の注文していた部品が入荷したので修理させていただきました。
普通に走行しようとするとリア周りからとてつもない音がするとの事で運ばれてきました。
後ろからデフを見てみると、斜めになちゃってます。
恐らくデフをとめているボルトが緩んで落ちたのかと思ったのですが・・・
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良くみてみるとデフカバーが折れてます・・・(汗)
とりあえず詳しい状況は路上では分からなかったのですが、カバーが無いと何も始まらないので本国オーダーをかけていました。
本日部品が入荷したのでリフトアップして色々調べてみたのですが、デフを止めている前側のボルトが緩んで外れてしまった為、
本来カバー側のブッシュであるべき所をアルミリジッドにして逃げがなくパキっと逝ってしまったみたいです。
ですが、リジッド側のボルトもかなり緩んでいたのでボルトはグニョリと曲がってしまっています。
しかし、奇跡的にメンバー側やデフ側にはダメージ無く修復できました。
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よーし、終わったーと思いリフトを降ろそうとした所、イヤな物がアンダーカバーから飛び出しています・・・(汗)
これは・・・間違いなく引きちぎれたベルトでしょう・・・
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アンダーカバーを外したら、クーラーベルトの亡骸が・・・(汗)
コンプレッサー側が錆びてるので結構前から切れてたのだと思われのですが、ある意味走行性能には影響無くて良かったです。
ファンベルトが引きちぎれると発電はストップ、ウォーターポンプストップ、パワステもオモステとなってしまいます。
そのまましばらくはエンジンは掛った状態で走れますが、水温はオーバーヒートで沸騰した水が色んな所から噴出します(笑)
今後そんな事にならない様に、引き続き色々メンテさせて頂きます^^