KW


昨日の話だが、Audi/TTにKWのVer1の車高調を装着した。
AUDIやVW系の一部の車種はスタビとドライブシャフトが干渉してしまう為、
ノーマル形状スプリングではマージンをとってあまり車高が落ちない。
今回のお客様は車高を出来るだけ落としたいとの事だったので、
KWの車高調を装着したのだ。
良く街乗りでは車高調までは必要ないという話を聞くが、
本当にそうなんでしょうか?
実は大半の車高調は車高を下げる事を前提にしているので、
ノーマルのケース長よりも短くなっている。
つまりバンプラバーがタッチするまでの縮みのストロークが増えるのだ。
良くショートストロークを入れてるから大丈夫とも聞くが、
実は大抵の場合、ケース長はノーマルのままでシャフトのみショートになっている。
確かにケース内でのバルブの位置は適正な位置にきているかもしれないが、
1Gでバンプラバーが潰れまくってしまい、ショックがストロークせず底付き感満載の場合があるのだ。
そういう意味では『車高調』=『走り屋』ではなく、
車高を落としつつも乗り心地を良くする為にも車高調を使うケースが多々ある。
ただし注意!
車高調だからノーマルと同じ車高にして乗りたいっていう場合は×
上記で書いたが、『車高を下げる前提』のストロークなので、
そんな事をしてしまったら乗り心地は最悪になってしまう。(ワンオフは別)
ノーマル車高の場合はノーマル形状のショックが1番。
あら?KWの事を書こうと思ってたのに話がずれてしまった。
参考にはなったと思うのでまあ、いっか(笑)