BMW E46/M3 SMGトラブルシュート その2

昨日のBMW E46/M3 SMGですが、早速ミッションを降ろして作動チェック。
テスターを使ってシュミレーションでシフトさせればギアは変わったのですが、
アクチュエータを外して手でシフトロッドを動かしてみないと、重いか軽いか判断出来ないんですよね。
作動チェックしてみると問題なくスコスコ入ってくれているので、トランスミッション本体は問題無し。

折角アクチュエーターを外したので、当店にあるスペアのアクチュエータを装着してミッションを再度組み込み。
ISTAを使ってそのつどSMGのハイドロユニット間のエア抜きをしないといけなにので時間は掛ります。
（オイルホースは抜かなくても作業は出来るんですが、その作業でも判断出来るんですよー）
しかし、最終的な調整プランでもやはりハジかれます。
ダメです、正常な状態ではありません。

一応全く問題ない油圧系統も折角ですから、当店のスペア品と入れ替えてみます。
色んな症状を治さないといけないので、一通りのスペアパーツは持っています^^

ハイドロユニットを摘出し、スペアのハイドロユニットと交換してまたまたエア抜きに入ります。
結果は勿論ダメでした。
油圧系統は全く問題無いのは分かっていたのですが、ハイドロユニットを入れ替えれば全ての油圧系統を交換する事になるので潰しておきたかったんですよね。
SMGのコンピューターもスペアはありますが、もうそこまでやる必要もなく不良部品は確定出来ました。
って事で部品を発注しましたので明日組み付けて治るはずです！
明日の準備をする為に、ミッションを降ろしてスペアパーツに組み替えていた物も戻しました。
結局3度ミッションを降ろしてしまいましたが、これでも効率良くトラブルシュート出来たほうじゃないかと思います。
治ればですけど(笑)