E46/M3 レーシングフロントパイプの実力

先日ちょっとお話しましたが、ビークルさんにご協力頂いて自社のオリジナルパーツを検証しておりました。
パワープーリーに関しましては先日検証結果を出しましたが、全域でパワーアップしていました。
今回検証していたのは、E46/M3のレーシングフロントパイプです。
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エキマニの長さが異なる為、フロントパイプで等長で製作。
ラムダセンサーの取り付け位置も変更して、エンジンチェクランプ対策をしています。
なかなか見た目はイケてるフロントパイプですが、果たしてパワーチェックはいかに。
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単純にレーシングパイプの性能を見たかったので、純正キャタライザー+純正リアマフラー仕様と
レーシングフロントパイプ+純正リアマフラー仕様をパワーチェック。
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グリーンのラインが、純正キャタライザー+純正リアマフラー仕様 ≪309馬力≫
レッドのラインが、レーシングフロントパイプ+純正リアマフラー仕様 ≪320馬力≫です。
レーシングフロントパイプ装着で11馬力UP、トルクも約1kgアップとなりました。
パワーもトルクも全域でアップしたこのフロントパイプが製品版決定しました。
TECHNICAL DATA
等長レーシングフロントパイプ 重量約5.8KG
【純正フロントパイプ 重量約11.9KG】
11馬力UP、トルク約1kgアップ
検証の結果、色々リアマフラーなど組替えてみましたが、E92/M3もE46/M3もフロントパイプが肝ですね。
今回はマフラーの実力を計るものでしたので、DMEチューニングはしていませんが、
フロントパイプとセットでセッティングすればさらに出力向上する事でしょう!
チェックランプに関しましては車によって付いてしまう事もあるかもしれませんが、現在テストしていた車両では一切点灯しませんでした。
来月からは違うお車でテストしますので、問題なければ6月には製品版を発売出来ると思います^^