今日は僕が学生時代からお世話になっている方の964/カレラ2をアライメント調整をした。
実は先々週、タイヤ交換の際にアライメントも調整しようとおもったのだが、
調整前に乗ってみると思っている以上に蛇角を入れないと曲がっていかず、
インフォメーションもイマイチ。
どう考えてもどこかにガタがある動きである。
タイヤ交換前にジャッキアップして点検してみると、タイロッドにガタ有り。
やっぱりビンゴ。
左右部品を注文して本日タイロッド交換をしてから、アライメントをとる事になったのだ。
早速タイロッドを外そうとラックブーツを外してみると、
あれ?タイロッドが緩んでる!?
なんとブーツで隠れてしまっていて判らなかったのだが、
ラック&ピニオンと繋いでいる部分のナットが緩んでいてガタがでていたのだ!
すぐに外れる事はないのだが、果てはタイロッドが外れてしまう。
(外れる前にはトー角がメチャクチャになるのでハンドルのセンターがズレていき明らかに異常ってわかりますけどね。)
普通はありえない所が緩んでいたのだ。
今回7万キロ以上走っているので当然ボールジョイントも逝っていたが、
あの大きなガタは明らかにナットの緩みからきていたものだろう。
タイロッド交換後、アライメント調整をしたら嘘のように頭が入っていく。
まあ、当たり前ですよね(笑)
ワダチにも取られにくくなり、足が凄い動くようになったのだ。
今回もアライメント数値は純正数値からは大きく外している。
運転する気持ち良さをスポイルさせる事なく、整列させてやるのが今回僕の課題だったからだ。
実はアライメント調整ってフロントよりもリアのほうが重要と言っても過言ではない。
企業秘密もあるのであまり詳しくは書かないが、リア次第で良し悪しが決まってしまうのだ。
特にポルシェはリアタイヤが太い為、リアのアライメントは重要である。
964は時代的にもうクラッシクカー入りだと勝手に思っていたが、
メンテナンスをしていけばまだまだ現役ですね!
ペガさん>あのタイロッドのブッシュ部分をピロにしてあげれば
相当いい感じになりそうですよ。
2 thoughts on “アライメント調整 その3”
Comments are closed.
そんな誘惑を言っちゃうわけ?
とりあえずタイヤ組み換えお願いします。
今週の土曜日の朝一に行くよ!
ありがと。よろしくね。