ハブリング


2日間ご無沙汰してしまいました。
事故車の解体をほぼ1人で作業していたのでアップアップでした。。。
今日はハブリングネタ。
輸入車の場合ホイルとハブがガタの出ないような構造(ハブセン)が主流なのだが、
BMW3シリーズ以外はちょっと特殊でハブリングを使わなければならない。
なぜならば先代のE39だけが、ハブの大きさが大きくなっているからだ。
ホイルサイズ的には現行のE60などと同じなのでE39と共用出来る様に
E39のハブ径に合ったホイルが多いのだ。
E39以外はどうするかと言えば、写真のようなハブリングを入れて
ホイルが芯円が出るようになるのだ。
E39以外の車でこのハブリングが入っていないと。。。
80KM位からハンドルがブルブルしてしまい乗れたもんじゃない。
先程も書いた通りホイルの芯円が出ない為に振動してしまうのだ。
他にも足回り交換後や、ブッシュ、ボールジョイント系の交換をした後に
高速道路でハンドルの振動を感じてしまう場合がある。
①今まではなあなあになっていたブッシュやボールジョイントで振動が伝わっていなかったのだが、
新品パーツになって振動が伝わってしまうケース。
この場合はバランスで治ってしまう場合がほとんど。
②1部だけ新品にしてしまった為、他の駄目な部分に負担がかかり振動してしまうケース。
1部が駄目な所があったら他も駄目になっている場合がほとんどなので
この場合は関係する部品を新品にしなければ治らない。
③車高を落として振動する場合。
基本的にはバランス。
車種によってアライメントの調整範囲が違うのでなんとも書けないが
キャンバーなど過多についてしまうとタイヤの接地面が変わってしまって振動する場合もある。
基本的にはバランスだが、アライメントも見直したほうが良いだろう。
まだまだいっぱいあるのだが代表的なのはこの3点。
単純にハンドルが振れるという症状でも色々原因があるんですよ。
一般の方には理解出来ない事が多いんですけどね。