オイルキャッチタンク


某日、オクヤマさんが営業にいらっしゃった時に『こんなの作ってよ』と言っていたのですが、
すぐに製作に入っていただきE36/M3用のオイルキャッチタンクがほぼ完成しました。
写真はテスト品なので製品版は仕上がりがもっと良いみたいです。
ボクが要望したのはただのオイルキャッチタンクではなく、
ブローバイガスと同時に排出されたオイルをオイルパンにリターンさせる構造です。
国産車では当たり前の構造だし、当店の318isもワンオフで作ってありリターンされます。
輸入車ではなかなかこのようなポン付け出来る物はなく実車に合わせて作るしかありませんでした。
実際サーキットを走っているM3はサージタンク内に大量にオイルが出てる車両が多いのです。
サージタンク内に入ったオイルは純正でもオイルパンに戻る構造にはなっていますが、
正直それでもオイルを吸い込んでいるし、サージタンク内が汚れるのも気持ち良くないですよね。
でもあまりにも酷いオイルの噴出しは機械的なトラブルを解決しないと駄目ですよ。
E36/M3用はほぼ完成なので、E46/M3の製作に取り掛かってもらいます。
後ボクが他にもE92/M3用で要望した物も、きっと作ってくれると思います(笑)