電動ウォーターポンプ

以前からボクのM3でテストしているパーツがあります。
それは、この電動ウォーターポンプ。
この電動ウォーターポンプ自体は、あのE46/M3 ワイドCSLに数年前から装着しているので、
S54には全く容量的には問題無い事は分かっておりました。
が、フルコンでON、OFFを制御しておりストリートカーには厳しいかな?と思っておりました。
しかし昨年結構イケてる電動ウォーターポンプコントローラーが発売になり、
これであればフルコンじゃなくても制御可能じゃないかという事でテストに入っておりました。
(ディスプレイ無しはあったのですが・・・)
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それがこの電動ウォーターポンプコントローラー。
夜とるとこんな感じでなかなかイケてるヤツです。
実はボクのM3もフルコンなので正直コントローラーは不要なのですが、あくまでもコントローラーを使って動かしテストしていました。
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取り付け方などは省略します。
この写真左はノーマルのウォーターポンプなのですが、右側のようにフィンを外してシャフトだけにします。
構造上ポンプ自体は回しておかないと取り回しが厳しい為です。
こんなちょっとしたフィンでもエンジン→ラシエターまで水を回すわけですから機械損失は相当だと思っていました。
そこで、ビークルさんにまたまたご協力頂き、ノーマルウォーターポンプと電動ウォーターポンプがどれほど違うかシャーシで計測してもらいました。
2016_4_27_05.jpg
結果はやはり全域においてパワー&トルクアップ
ノーマルウォーターポンプ 340馬力 トルク32.7kg
電動ウォーターポンプ 346馬力 トルク33.2kg
ノーマルと比べて6馬力&0.5Kgアップとなりました。
フジやBMW CUPの開幕戦筑波も電動ウォーターポンプで走っておりました。
筑波の紙で決勝で終速182KM出てました。
(タイム的には残念な感じですが・・・)
話しは戻って、6馬力アップで346馬力だったわけですが、当社のパワープリーを装着しています。
先日パワープーリーの実力も見て頂けたようにパワープーリーで4馬力変わっているはずです。
ということは、パワープーリーと電動ウォーターポンプで10馬力アップ(機械損失をなくしている)しているという事ですね。
NAで凄くないですか?
一応コントローラーの凄い所、取り付けなどは端折りました。
詳細はご来店して頂ければご説明いたします^^