BMW Z4M VANOS オーバーホールなど

本日は車検でお預かりしているBMW Z4Mの整備でVANOS スクリュー交換&オーバーホールしております。
↑の写真はVANOSが外れた状態なんですが、EX側のハブに2本の突起がありますよね。
この突起でVANOSのオイルポンプを回しているのですが、結構な確率で片側が折れてしまっている場合があります。
そうすると結構高額な出費になってしまうので、毎回VANOSを外すまでドキドキなんですよね。
脅す訳ではないけど、作業前にご説明しているのは開けてみないと分からないからなんです。
今回はEXハブは問題無し!
スクリューを交換するべくばらしていくと・・・
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既に対策部品になっておりました・・・
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スクリュー交換のついでにVANOSオーバーホールではなく、VANOSのオーバーホールのついでにスクリューを交換と思えば問題無しですね^^
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そしてこちらはE60M5のSMGメンテナンス。
まともに発進出来ない状態だったので、今後出るだろうトラブルを未然に防ぐ為に色々メンテナンス。
2018_4_18_5.JPG2018_4_18_6.JPG
ハイドロユニットのポンプやクラッチなど他多数交換。
クラッチのディスクにはSACHSって書いてありますがOEMじゃなくて純正クラッチです。
E60M5はクラッチよりもベアリングがよくトラブります。
純正ベアリングのスリーブの材質は樹脂→アルミ→樹脂とマイナーチェンジしてます。
私が知る限りOEMはアルミスリーブだったりします。
何もなければ材質はかわりませんからね。
やっぱり純正が間違いないと思います。
E60M5はスーパー快調になりました^^